第9話:なぜイタズラが癖になったのか

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改めて僕はいったい何になぜ興奮しているのか?考え直すシリーズ。

今回は2つ目の問いかけ

Qサウナや仮眠室、路上でノンケ男性へのイタズラ行為が癖になるのはなぜなのか?

まずはいつ頃からイタズラ行為をするようになったのか思い返してみたいと思います。

僕がノンケ男性にイタズラ行為をするようになったのは、2015年頃からで、ビデオボックスがきっかけです。
それまでにもビデオボックスには時々行っていましたが、それまでは他人のドアを開けたり、トイレで果敢にナンパしたりということはありませんでした。
あくまで純粋にDVDを楽しんだり、雰囲気を楽しんだりするだけでも十分だったのです。
手を出すようになったのは、その頃まだ都内にもかろうじて残っていた「個室の壁が天井まで届いていないビデオボックス」の存在を知ってから。

そもそもビデオボックスとはアダルト系を中心にDVDをレンタルして、そのまま個室で鑑賞できる店のこと。
大体60分500〜1,000円程度で利用でき、3時間コースや12時間コースみたいな長時間利用も良心的な価格で利用できます。
TSUTAYAみたいなレンタル店に、ネットカフェや漫画喫茶の個室ブースがくっついたみたいなものと思っていただければと分かりやすいかと思います。
都内だと主要駅の周りに「DVD鑑賞」とかってギラギラした看板を出しているお店で、ほとんどが2大チェーン店のどちらかの店舗です。

最近の店舗では個室ブースは文字通りの「完全個室・完全防音」になっていますが、2015年〜2016年頃まではまだ簡易個室で天井部分が筒抜けで、ヘッドホンで視聴するというスタイルの店が残っていました。(消防法の関係もあると思われる)
なので声を出せば筒抜けですし、ティッシュを取る音や、帰る準備のためにハンガーを取る音、DVDをケースに入れる音なんかも丸聞こえだったわけですね。
もっというと、自分の横のブースであれば、椅子の上に立てば覗くことも可能だったのです。
音で中の様子がなんとなく分かるわけですから、ドアを開ける前になんとなくの状況把握ができるわけです。この環境だけで過剰すぎるほどのドキドキですね。

そこからイタズラライフは始まっていき、2016年の「新宿こりこり」へと繋がっていくのです。
この時は完全防音の店が次々と消えていくタイミングも重なり、自分の中で遊び場はサウナ・仮眠室へと急速に移行していきました。

前置きが長くなりましたが、癖になるのは「成功体験」によるところが大きいと思います。
当時は上述のような環境もあり、ビデオボックスでの(悪い意味での)成功確率が高かったのです。そしてサウナに関しても、ゲイの寝待ちも一定数混在するようなサウナ店から始めていったので、イタズラの成功確率が高かったわけです。
最初のうちに成功する見込みもないような環境の店にばかり行っていれば(そういう店しか知らなければ)、この趣味が開花することはなかったと思います。

しかし1回でも成功すると、本当にできた(止まらないドキドキ)という感情から始まり、他にもこの店内にいるはず、もっと良い人がいるかもという膨らみ続けるワクワク、そして、前回は2人できたから今回もそれ以上はできるはず、もしかして他店ではもっとできるのかも…と次回へ向けて欲望はエスカレートしていきます。
さらにその欲望はサウナに行っている最中だけでなく、日々の頭の中で「次の週末こそ、もっとできるはず」という期待としてますます膨らんでいきます。普段からこの行動に対するワクワクが止まらないのです。
そして週末にサウナに行き、前回よりできようができまいが「次こそは!(次はもっと!)」という感覚を持ってまた平日を迎えます。

そしてだんだんと週末が待ちきれず、可能性の少ない平日や日中でも「ターゲットが居ないなら、探してみせよう!開拓しよう!その気にさせよう!」という思考になっていき、ナンパし始めたわけです。
街中で暇そうにしているノンケ男性に5人ほど話しかけてみると、うち4人は即お断りされるんですが、1人ぐらいは交渉に応じてくれ、結果断られる、という感じなんですね。(話しかけるときと交渉中はドキドキ最高潮)
たとえ断られたとしても「数分間にわたる交渉ができた!」という次への期待感(ワクワク)から、また別の5人に話かけます。
そして20人ぐらいこれを続けると1人ぐらいはOKしてくれます。

ビデオボックスにせよ、サウナにせよ、街中にせよ、「成功体験」がさらに行動を強化していく…という負の連鎖です。
言ってみればこれは、パチンコなどのギャンブルと同じなのかと思います。(「依存症」という観点からも共通性がありそう)
1回良い味を覚えると、次も当たるんじゃないか、次はもっと大きいのが来るんじゃないかという思考が、ドキドキ・ワクワクが止まらなくなっていく感じです。
僕は今のところギャンブルにはびっくりするほど興味がない(行ったこともない)んですが、もしかすると成功体験をしてしまうと止められなくなる可能性はありますね。。。

癖になる理由は何となくそんなところかなと思うのですが、どうやったらその過去の成功体験を手放せるのか…これはいろいろとトライアンドエラーを重ねていく必要がありそうです。

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「第9話:なぜイタズラが癖になったのか」への3件のフィードバック

  1. 仰るとおり、ギャンブル依存症に近いものがあると思います。
    こんな実験をご存知ですか?ボタンを押すとバナナが出て来る。ボタンを押してバナナを獲得することを学習した猿に、ある日突然、ボタンを押してもバナナが全く出ないようにします。猿は何度もボタンを押してバナナを獲得しようとしますが、全く出ないと知り、ボタンを押すことをやめます。
    同じようにある日突然、ボタンを押してもバナナが出て来ないようにして、何十回に一度はバナナが出て来るようにして、その後はボタンを押しても全くバナナが出ないようにします。しかし、何十回に一度はバナナが出て来た経験をした猿は、永遠にボタンを押して、バナナが出て来るのを期待する。
    サウナや映画館や電車での痴漢やノンケ食いは、時々バナナが出て来ることを学習してしまった猿と同じではないかと、私は思ってます。

    今の結果に至る5W1Hを掘り起こす作業の先にきっと解決の緒があると思います。
    ただし、ノンケ食いは、準強制猥褻だ、という認識を持った方がいいと思います。
    ノンケ食いは幼児(性愛)虐待と同じことだと認識すべきです。

    1. 追記:
      ファンタジーならいかようなことであれ、構わないのですが、こと対象が存在する行為となると、自分だけの問題では済まないのです。その罪悪(感)ドキドキ感が行為のヒキガネになるという悪循環が、これまた難儀な問題なんですよね。
      頑張れ!青年!なんとかなるまで❗️

      1. 赤水さん
        猿とバナナの例は、合っているようでやや違うのかなーと感じる部分があります。
        1つ目には、猿はそういった思考に陥ってしまっていることを自覚・認識さえできておらず、自身の行為を把握できていないということです。
        (自分の場合は、自覚・認識はできているが、止められないという状態だと思っています)
        2つ目には、猿はあくまでもバナナの獲得(楽をして食物を得る)が快感になっていますが、自分の場合は過程を楽しんでいる節があることです。(猿も過程を楽しんでいたらスミマセン)
        また応援メッセージもありがとうございます!頑張ります!!なんとかできるまで!!!

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