番外編2:夫への本当の気持ち

LINEで送る
Pocket

前回の内容はこちら

何度も頭の中で声がリピートする。
夫の声、聞き間違い…だったとは思えない。でも信頼している夫が言うのだから、違うのだろう…。
この時は夫を信じたいというより、自分を安心させたかったのだと思います。
ほかの人と関係がある夫を、冷静に受け止められるわけがありません。
実は以前から、夫が浮気をしているのではないかと不安でした。
なぜ?と言われると根拠や証拠はたいしてありません。(カバンの中に大量のゴムやビデオボックスのナプキンがあったこと以外には…。)
ちなみに、夫は気づいていないでしょうが、相手が女性ではないかもしれないことも勘づいていました。

今回、私は何より、夫に嘘をつかれていたことがショックでした。
夫がバイであるということは、それほどダメージでもありませんでした。驚きはしましたが、それによって夫が嫌いになるとか、生理的に無理になる、そんな気持ちはありませんでした。
ただ単純に、夫が男性にも女性にも興味があった、それだけのことです。(それだけというと怒られちゃうかな…)

私は夫が好きなのです。私の好きな夫がもしノーマルだったら。
もしかしたら私は好きになっていなかったかもしれません。きっとこれまでの経験や彼の歴史が変わってくるはず。そうなると性格や振る舞いにも影響が出ているかもしれない。その時の夫は、今の夫ではなかったようにも思うのです。

夫は第二話でこのように言っていました。
『もしも思春期以前にこの嗜好を変えられていたら、人生どんなに楽だったろう…』
確かに人生は楽になっていたかもしれない。でも今の夫があるのはその嗜好も少なからず影響しているのかもしれないと思うと、変える必要なんてないと思うのです。ありのままの夫が私は大好きなのです。

LINEで送る
Pocket

「番外編2:夫への本当の気持ち」への2件のフィードバック

  1. 管理人さんは既婚者さんだったのですね。

    毎度記事の読みやすさに文才を感じ、アタマのいいかたなんだなぁ、と思っております。

    今年の年初から拝見していたので後発組ですが、いろいろと参考にさせて頂いておりました。ご自身でも認識されているとおり、貴重なレポートだと思います。

    LGBTを隠すことについての記事にとても共感しました。奥さまもご覧になる場所であそこまで素直に書けることも素晴らしいことだと思います。

    読む中でぼくも性依存なのではないかと思えてきてしまいました。ブログの方向性は大きく変わりますが、今後も陰ながらお二人を応援しております。

    奥さま

    大多数の人が持つ感覚と比較すると、とてもご理解のある方に思えました。

    旦那様の肩を持つというわけではありませんが、性的指向を抑えて生きていくのは並大抵のことではないと思います。とてもしんどいことであると容易に想像がつきます。そして旦那様のしてきたことは一旦置いて考えると、奥様のことも本当に大切にされていると感じました。そうでなければバレた瞬間に(奥さまどの関係も含めて)全てを投げ出してしまうだろうと思います。

    全ての連絡手段を絶ち依存症の認識のもとに現状から脱出をしようとしている旦那様を、今はただ支えてあげてほしいと切に願います。

    奥さまの文章も非常にわかりやすく、その時々の心境が伝わってきました。正直、今まではサウナ情報がほしくて閲覧していましたが、今後も気にかけながら拝見します。

    ご無理はせず、夫婦力を合わせて歩んでください。

    1. rtさん
      以前より当ブログをご覧いただきありがとうございます!
      文才なんて身に余るお言葉、大変恐縮です。
      いつも文章が長いかな?長いかな?と思いながら「説明チックな体裁」はこのブログ特徴として変えずに書いてきました。
      共感される方がいらっしゃり、仲間を見つけたようで嬉しい反面、同じ生きづらさを感じている人がいるという現実に哀感が漂います。
      僕の場合は妻とはかなり話し合いをしましたので、ブログに素直に自分の考えを書くことにあまり抵抗がなくなっている感じです。
      とても励まされるコメントをいただき感謝とともに、引き続きの応援に今後も応えられるよう人間力を高めていきたいと思います。
      今後ともよろしくお願いいたします。by僕氏

      温かいコメントをいただき、ありがとうございます。
      これまでのことを思いながら、もう何度もコメントを読ませていただきました。
      理解のある方…だと良いのですが、やはり様々な葛藤はありました。
      でも最終的に、夫の性的嗜好は今の夫ができるまでに必要なものだったのかもしれない、と考えることで随分と心持ちが変わりましたね。
      おっしゃる通り、性的嗜好を抑えて生きていくのは非常に大変なことだと思います(三大欲求の一つですからね)。
      それでも勇気を出して涙ながらに私に打ち明け、覚悟をもって私と一緒に居る(=頑張って脱却する)ことを選んでくれたので、私も人生をかけて真正面から支えていこうと決めました。
      気にかけてくださり、心より感謝いたします。
      今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。妻ちゃんより

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください